「不謹慎ですが、誰かが辞めたら連絡をください。どうしても御社で働きたいんです」 求人を出した代表も、そして担当していた私も、思わず顔を見合わせてしまいました。
東京都23区のファミリー層が多く、コンビニよりも保育・介護施設が多いと言われる「採用超激戦区」にある保育園。 かつては求人に苦戦していたこの園が、なぜ「退職待ち」が出るほどの人気園に変貌したのか? その裏側には、単なる「給与」ではない、求職者の本音に突き刺さる「情報のパッケージ化」がありました。

激戦区だからこそ「条件の羅列」では勝てない
このようなエリアでは、どの保育園も似たような給与・待遇を提示しています。求職者は、スマホで流れてくる大量の求人票を「また同じか」とスワイプしてしまいます。
こちらの保育園様も、以前は「猫の手も借りたい」というほど人手不足に悩まされていました。 そこで私が行ったのは、「当たり前だと思っている環境」を、求職者が喉から手が出るほど欲しい「言葉」に変換する作業でした。
「働きやすさ」を数字とエピソードで具体化する
「うちは女性が働きやすいですよ」という言葉は、誰でも言えます。 しかし、求職者はその言葉を信じていません。私が原稿に叩き込んだのは、以下の「圧倒的な事実」です。
- 「全クラス2〜3人の複数担任制」:一人に責任を押し付けない安心感。
- 「賞与4〜4.5ヶ月分」:頑張りが還元される明確な数字。
- 「スタッフ39名・定着率◎」:人間関係が良いことの何よりの証明。
- 「香水・ネイル以外は自由」:個性を尊重する柔軟な園風。
これらをバラバラに載せるのではなく、一つの「魅力のパッケージ」として打ち出したところ、まずは無資格の「保育補助」が2ヶ月で充足。続いて難易度の高い「有資格者」も、わずか数ヶ月で採用に至りました。

「退職待ち」という、運用者冥利に尽きる瞬間
驚くべきはその後です。採用が充足し、無料掲載に切り替えた後でも、毎月のように応募が届き続けました。
タッチの差でお断りすることになった求職者からの一言。 「誰かが辞めたらご連絡ください。それくらいここで働きたいんです」
代表と一緒に「そんなことあるんですね……」と、上手くいきすぎた結果に少し引いてしまった(笑)のを覚えています。しかし、これが「正しく魅力を伝えきった」時の、Indeed運用の真の威力なのです。
【まとめ】「知見」の差が、採用の「結果」を変える
「他社でダメだったから、うちの園はもう無理だ」 そう思う前に、一度立ち止まって考えてみてください。その求人票は、求職者の心を震わせる「言葉」になっていますか?
私はプラチナムパートナー時代、膨大な数の成功と失敗を見てきました。 その知見をすべて使い、あなたの会社を「選ばれる会社」に変える。それがENISHIAIDの仕事です。


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