【採用単価31万円】IT経験者が「給与」より「自社開発」を選んだ理由。地方のシステム会社が3名の採用に成功した逆転劇

採用事例

「能力不足の未経験者か、高齢の経験者しか来ない……」 三重県で業務システムを自社開発する企業の代表は、そう頭を抱えていました。

ITエンジニア一人あたりの採用コストは平均40万円を超え、紹介会社を使えば100万円以上かかるのが当たり前の世界。 「給料で人を集めたくはない」という強いこだわりを持つ代表と共に、私が見つけ出した「地方×IT」ならではの勝利の方程式とは? 3名の経験者採用に至った、嬉しい悩みの舞台裏を公開します。

「給与交渉」の壁と、代表のこだわり

システムエンジニアの採用は、今や「椅子取りゲーム」です。 経験者を呼ぶために、私は何度も「給与条件の引き上げ」を提案しました。しかし、代表は頑なでした。 「お金で集まる人は、お金で他へ行く。うちは社風や仕事の中身で選んでほしいんだ」

慎重で、心配性で、でも誰よりも自社を愛する代表。 スペック(数字)で戦えないなら、戦い方を変えるしかありません。私はこれまでの応募理由を徹底的に分析しました。

9割が「客先常駐」の業界で、光る1割の「自社開発」

分析の結果、見えてきたキーワードは「自社開発」と「社風への共感」でした。

IT業界では、9割以上の企業が「客先常駐(SES)」と言われ、他社に出向いて作業をします。 地方において、腰を据えて自社開発ができる環境は、実は他社と圧倒的な差別化を図れる「最強のカード」だったのです。

私は原稿の舵を大きく切りました。

  • 「客先常駐一切なし」を強調:地元でじっくり腰を据えたい経験者にアピール。
  • 「代表の想い」を言語化:なぜ自社開発にこだわるのか、どんな未来を描いているのかを熱く記述。
  • あえて給与は変えない:その分、仕事のやりがいと環境にフォーカス。

「こんなに来るとは…!」嬉しい悲鳴への変化

修正後、月の応募は2〜3件とコンスタントに入り始めました。 驚くべきは、その「質」です。代表が待ち望んでいた「価値観の合う経験者」が次々と現れました。

結果、7ヶ月の運用で3名の採用が決定。 一人あたりの採用単価は約31万円。人材紹介を使えば300万円以上かかっていたはずのコストを、10分の1程度に抑えられた計算です。

「誰を採用したらいいか、また悩んでしまうよ……」 そう漏らした代表の顔は、以前の苦悩とは違う、明るい「嬉しい悩み」に溢れていました。

「地方×IT」の勝ち筋は、スペックの外にある

ITエンジニア採用=高給与、という常識に縛られる必要はありません。 大切なのは、自社の環境を「誰にとってのメリットか」という視点で翻訳し直すこと。

ENISHIAIDは、代表の「こだわり」を尊重しながら、市場で勝てる唯一無二のポジションを見つけ出します。現在は入社した3名の教育に専念するため、有料掲載はストップ中。これこそが、採用成功の「終着点」です。

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